「LARPs」を観よう! 劇団『劇団』がお贈りする冒険ファンタジー!

来る5月24日(水)~28日(日)の4日間、大阪は日本橋にて、LARPを観劇できる機会があります!
・・・・わたくし、しれっと「観劇」と書きました。
そうなのです。今回は、LARPを題材にしたお芝居を、皆さまにご紹介しようと思います!

その名も「LARPs」

気になる内容は?

過去のトラウマから空想嫌いになった青年は、
失踪した上司の行方を求めるうちにLARPsに参加する事になってしまう。
そこには勇者や戦士、妖精や魔物など、
ファンタジー世界の住人になりきって本気で遊ぶプレイヤーたちの姿が!!!

いや、サムいー。あんた達サム過ぎるよー。

ドン引きしてしまった青年は、無事に上司を見つけ出す事が出来るのか!
プレイヤー達は彼の心を開く事が出来るのか!

…しかし、そんなLARPsには青年の過去を巻き込むとんでもない秘密が隠されていてー。

フライヤーから抜粋しましたが、1行目と2行目の行間が読めません。
上司さん、本当に色んな意味で何処に行っちゃったんでしょうか。
主人公と思しき青年とLARPも抜群に相性が悪そうですし、導入からして興味が尽きません。
一体どんな物語になるのでしょう?
そして、何よりも、じわじわと漏れてくるオモシロさ、このお芝居を作った皆さまに興味津々です!

電気街の真ん中から、熱い想いよ届け!

本公演は、大阪は日本橋にあります、「in→dependent theatre 2nd」で行われます。

こちらの劇場のキャパシティはなんと160名!
そして、劇場の理念がまた、熱いのです。

大阪日本橋と言えば、電気街のど真ん中

そこは、モノと情報を求めて人々が集まってくる場所であり「こんな場所に劇場がある」という新鮮な驚きがまずあります。
インディペンデントシアターは、このモノと情報を吐き出しつづける日本橋から、何者にもしばられないインディペンデントな創作者・表現者たちの手によってエンターテインメントや文化をも発信していこうというコンセプトの元に経営されています。
いつしか日本橋には、モノと情報だけではなく、エンターテインメントを求めて人々が集まるようになる、インディペンデントシアターは、その拠点として生まれました・・・。

劇場の公式サイトから抜粋しましたが、如何でしょうか?
まさにインディペンデントなコンテンツでお送りする「LARPs」公演に、ぴったりな場所だと思いませんか?

チケット購入はどうするの?

チケットは絶賛発売中です!
詳しくは以下をご確認ください。
なお、既に初日は満員御礼となっております、観劇をご検討中の方はお急ぎくださいませ!

チケット料金
前売券
一般  3,500円
U-22  2,500円

<事前決済割>
一般  3,300円
U-22  2,300円
◯事前決済(e+・カンフェティ・演劇パス)でご購入のお客様に限り。

<高校生以下>
1,000円
◯当日清算券(corich)のみでの取り扱いになります。
◯当日、受付にて「学生証」または「年齢の確認できるもの」の提示が必須となります。

*当日券は各+500円

*『U-22』『高校生以下』のチケットでご入場のお客さまは当日、受付にて「学生証」または「年齢の確認できるもの」の提示が必須となります。

*開場時、ご入場の際は事前入金のお客様から先にご入場いただく形になります。お早目のご入場をご希望される場合は、各種プレイガイドをご利用ください。

e+(イープラス)
*事前決済割 適用。
*無料会員登録が必要です。
*チケットを発券されるお客さまは、発券時に別途324円の手数料が必要になります。
​*手数料のかからないアプリサービス『スマチケ』を推奨しております。

Confetti(カンフェティ)
*事前決済割 適用。
*無料会員登録が必要です。
*チケット発券時に別途216円の手数料が必要になります。

演劇パス
*事前決済割 適用。
*無料会員登録が必要です。
*スマホアプリの無料ダウンロードが必要です。

​■corich(コリッチ)
*当日清算券はcorichのみ!​
*高校生以下チケットのお申し込みはcorichのみでの受付になります。

お届けするのは「ゲキゲキ/劇団『劇団』」さん

2010年、古川剛充さんが京都の学生劇団として結成した前身、劇団『劇団』がありました。
何度かの公演を経て、本格的に演劇に目覚めた古川剛充さんが仲間を募り、2016年に脚本の小西透太さんを含む現在の体制となります。
現在、メンバーは12名。
" ゲキゲキ "の愛称とともに、「笑って泣けるエンターテイメント」にこだわりながら、演劇界にその名を轟かせるエンタメ集団を目指して活動をしております。

LARPsのこぼれ話

この度、主宰の古川剛充さんにお話をお伺いすることが出来ました。
皆さまにご紹介しようと思います。

やりたいことがLARPに詰まっていた!?

LARPを題材に舞台製作を行ったのは2014年でした。
舞台構想を脚本家と話し合っていて、脚本家が出したアイデアの中に「LARPs」がありました。
当時、殺陣を取り入れたファンタジー舞台を作りたいというオーダーを出しており、脚本がいろんなことを調べた中にLARPがあったのだと思います。
またテーマとして、脚本にオーダーしたことが『バカになれない人が一番バカだ』といった内容を作品でお伝えできないだろうか?ということでした。
当時そのことが自分にとってタイムリーな想いだったので。
楽しむ心を忘れないようにというか、いい年した大人が本気で夢のようなことを語っていたら軽蔑されがちな気がして、それがなんだか変だなと思っていて。
もちろん、向こう見ずに夢を語るのは少し違うと思いますが、しっかり現実を生きた上で自分の好きなことに対して一生懸命になっていることは素敵なことだと思います。
殺陣・ファンタジーという外枠の部分とメッセージ性の内面部分を考えるとLARPがぴったりだと感じました

初演は2014年、今作品は完全リライト!

初演を行った当時、アメリカやドイツでは相当流行っていたようですが、日本ではまだまだ馴染みがなかったのか、実際に公演を行ってもLARPに対しての反応はあまりありませんでした。
ですが、今回その「LARPs」を完全リライトして告知解禁すると、ラーパーさん達からのご連絡が相次ぎ、実感とともにLARPが日本に根付いているのだなと感じています。

「LARPs」の見どころ!

今回はプロジェクションマッピングを初導入しています。
それにより魔法エフェクトをかけたり、剣で戦う殺陣シーンがあったりと、視覚的に超エンタメ舞台となっています。
また、物語は「LARPs」に参加している人たちの社会や現実での葛藤も深い部分まで描かれています。
何も考えずに娯楽としてもお楽しみいただけますし、自分の置かれた状況を投影して心の部分でもお楽しみいただける作品となっています。

皆さまにメッセージ

この作品は、プロジェクションマッピング・殺陣・ダンスありの超絶エンタメ作品となっておりますが、本当にお届けしたいのは物語の奥底の部分
各キャラクターそれぞれにそれぞれの人生があり、それぞれの悩みがあり、誰も知らないところでみんな戦っている。
この物語はきっとあなたの物語です
娯楽として楽しんでいただけるもよし!誰かに共感して何かを考えていただくもよし!
我々劇団『劇団』は誰よりも本気になってお客様を楽しませます!
その熱量や想いに触れにきてください!必ず満足させてみせます!どうかよろしくお願いします!
終わりに

ただいま舞台稽古真っ最中な”ゲキゲキ”さんは、本公演に留まらず、既に次公演も決まっています。
次回はなんと東京公演!
9月6日(水)~10日(日)の5日間、「LARPs」とはまた一味違った魅力がいっぱい詰まったSF作品、「1000年の恋」を上演します!
更に、7月20日(木)~23日(日)の4日間も、「1000年の恋」の東京プレ公演として、「初めまして、劇団『劇団』です」のショート作品3本の上演が決定!
こちらも要チェックですよ!

末筆ながら、劇団『劇団』主宰の古川剛充さんには、お忙しい中お話をお伺いする機会をくださいましたこと、心より御礼申し上げます。
加えて、劇団『劇団』の皆さまにおかれましても、「LARPs」の大成功、また次回の東京遠征公演の大成功はもとより、今後更なるご活躍も、心よりお祈り申し上げます。
また、最後までお付き合いくださいました皆さまにも、ありがとうございました!

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