2泊3日は丸ごとファンタジー!?TRPGフェスティバル!

JGCから名前をかえ、今年からTRPGフェスティバルに生まれ変わった、日本最大級のアナログゲーム宿泊型イベントが、来る9月1日(金)~3日(日)の2泊3日、静岡県の熱海にあります大野屋で開催されます!
既に予約は満員御礼、現在ではキャンセル待ちのみ受付中の大人気イベント。
今回は、そんなTRPGフェスティバルの、レビュアだからこそお伝えできる、とっておき話を皆さまにご紹介しようと思います!

主催アークライトに突撃インタビュー!

アークライトの松尾様にお話をお伺いすることができました。

卓上に留まらない体験を楽しんで!

――JGCから名前をかえ、ファンタジー料理やLARP、WAR→P!など、TRPGの枠を超えての様々な企画がたくさんありますが、今回、そのように様々なイベントを開催しようとお考えになられたきっかけを教えて頂けますでしょうか?

まずは前身となるJGCの話から。
JGCはリピーターの多い、間違いなく面白いイベントでしたが、その楽しさを十分に外に伝えきれていませんでした。
そこでイベントの主軸をTRPGに定め、名称を分かりやすく変更し、TRPGと親和性があり、また見た目にも楽しいイベントを呼び込むことで卓上に留まらない、宿泊だからこそのTRPGイベント体験を作りTRPGの魅力を(SNSなどで)世間に発信できるイベントにしたいと考えました。

宿泊イベントだからこそ出来る、TRPGフェスティバル

――会場も横浜プリンスホテルから大野屋に移し、貸切での開催になりました。
日帰り参加が出来なくなったことで、歯がゆい思いをしている人も居るかと思います。
2泊3日の宿泊オンリーイベントに踏み切った理由がありましたら、教えて頂けますでしょうか?

JGCは宿泊・当日の両立を目指していましたが、宿泊客さんを重視すると当日客さんから不満が出、当日客さんを重視すると宿泊客さんから不満が出るという状況があり、両方のお客さんに満足いただくことは難しいという判断がなされました。
そこでイベントを2つに分けることにしたのです。
ライト層、新規ユーザー向けに、より多くの方の目に触れる「ゲームマーケット(内TRPGフレッシュフェス)」
ディープ層向けに、ホテルを貸し切りでよりハイレベルのサービスを提供する「TRPGフェスティバル」
とすることで、それぞれの需要に合わせたイベントへと特化することにしました。

2泊3日は丸ごとファンタジー!?

――参加者さんは皆さま今からとても楽しみにしていると思いますが、特にここに注目してほしい、こんなところもこだわっています、等がございましたら教えて頂けますでしょうか?

今回は全体的にファンタジー世界を意識しています。
みなさんの手許に届いたガイドブックは『冒険の書』
そして、イベントへの参加登録は『冒険者登録』
お酒を飲むのは『冒険者の酒場』に、イベント内通貨の『ゴールド』とファンタジー世界の住人になった気分に浸ってください。
それから注意というと大げさですが、1点だけ事前にお伝えしておきますと、前身のJGCと比較して、TRPGフェスティバルは本当に企画がてんこ盛り状態となっております
JGCではある程度全般的にイベントを楽しむことが可能だったかと思いますが、TRPGフェスティバルではおそらくそれは困難です。
ですので無理にすべてを体験しようと睡眠時間を削ったりせず、「今年はあのイベント体験できなかったけど、来年は体験したいな」といった形で、ゆとりをもって臨んでいただけたらと思います。

もっともっとTRPGフェスティバル!

――今回、第1回目になりますが、TRPGフェスティバルの今後のビジョンが既にありましたら教えて頂けますでしょうか?

いずれはアメリカのGEN CONのように、TRPGのみならず、隣のホテルではボードゲームのイベントをやっているなど、イベントのパスを持っていれば会場となっている施設を回って遊べるような、熱海一帯の旅館を巻き込んでの巨大なアナログゲームイベントを開催できるといいなと夢見ています。
熱海にはそのポテンシャルがあると感じています。
TRPGフェスティバルはその巨大イベントの中心として、大きく発展させていきたいと考えています。
より一層、「宿泊だからこそできる濃密なTRPGの遊び」が楽しめるよう次回以降のイベント作りへ反映していきます。
また、去年のJGCでみなさんから"TRPGフェスへの要望" をたくさんいただきました。
1つ1つ目を通して、なるべく要望を掬い上げ今回のTRPGフェスを作り上げていってます
今後もみなさんと共に作り上げ、歩んでいくイベントでありたいと考えています。
一緒に楽しみながらイベントを盛り上げてまいりましょう!

皆さまにメッセージ!

――レビュアの読者に一言メッセージがございましたら、お願いいたします。

TRPGフェスティバルは今年が初開催であり、我々も皆さまからの期待を強く感じております。
いろいろ初チャレンジとなる事が多く、到らない点も多いかとは思いますが、並々ならぬ熱意でたくさんの企画を盛り込んでいますので、ぜひ楽しくお過ごしいただけたらと思います。
イベントへの申し込みは既に満員で締め切られていますが、楽しいイベントであることをより多くの方へ伝えられれて、「参加してみたい!」という声を多くお聞かせいただければ、次回以降の開催をもっと大きくできたり、もっと様々な形でのイベント参加が可能になるかもしれません。
そこで是非、現地の楽しさをたくさん伝えられるように、現地組は Twitter のハッシュタグ「#TRPGフェス」でのツイートをお願いします。(被写体には許可をいただいてね)
今回、残念ながら 参加できなかった方、またTRPGフェスティバルを知らなかったという方も、そのツイートを見て、少しでも現地にいる気分を楽しんでいただけますと幸いです。
できるならリツイートなどしていただき、またいずれTRPGフェスティバルにお越しいただけたなら、これ以上の喜びはありません。

松尾様、ありがとうございました。

如何でしょう、主催アークライトの熱い想い、皆さまに伝わりましたでしょうか?
皆さまで是非、一生の思い出に残る大満足なイベントにするべく、めいっぱい楽しみましょう!

そして、次はJGCでは出来なかった企画、ファンタジーに拘った第1回目のTRPGフェスティバルにふさわしい、その世界観にぴったりなファンタジー料理のとっておき話をご紹介しようと思います!

ファンタジーのおもてなし料理!

コストマリー事務局とペンギーノキッチンがお送りする、ファンタジー料理。
要予約のコースと、予約不要のカフェがあります。
気になるアレコレを、お伺いしてまいりました!

集え!40名の冒険者たち!!

コストマリー事務局がお届けする、要予約のコースは、基本的には1回につき全体で40名前後のお客様が対象になります。
1日目の夜、水晶竜の振る舞い料理は予約完売となりましたが、2日目のお昼、2日目の夜はまだ予約が可能です。
また、2日目のお昼に関しては、入れ替え制を導入しますのでもう少し多くのご予約ができるよう調整してくださる予定です!

竜・皇帝鳥・冒険者、全部食べたくなるお料理!

コースでは、毎回異なる料理形式を組んでいます。
それぞれの拘りをお伺いしました!

厳かな竜のおもてなし

初日の夜にご提供する「水晶竜の振る舞い料理」は、ライトミール(軽食)形式ではありますが、その場の雰囲気を重視した内容となっております。
会場の光量を少し落として落ち着いた感じにしたり、ファンタジーかつ幻想的な音楽を流しながら、あたかも神殿などの厳かな雰囲気でお食事を召し上がって頂きたいと思います。
また、仮装衣装(各種コスプレ)のご参加も可能ですので、召し上がっていただきつつ、お写真など撮って頂いても構いません(場内がちょっと暗いかもしれませんが)。

限定出現!?皇帝鳥組合の皆を元気にするご飯

2日目の昼食は「もりもり食べて午後のプログラムに備えよう!」をコンセプトにしております。ホテル自体、昼食のご用意が基本的にないと伺っておりますので、こちらでお肉料理などをしっかり召し上がって頂ければと思います。
雰囲気より食事にウエイトを置いておりますので、なるべく多くの方にご利用頂きたいです。

冒険者の酒場で盛り上がろう!

同日夜「ファンタジー料理 集いし、冒険者。 ~よくあるファンタジー酒場の「アレ」なビュッフェ~」はタイトルの通りビュッフェ形式で準備しております。
主催サイドから猛烈に希望要請のあった「豚の丸焼き+α」をメインに、とにかく巨大かつボリューミーな内容にしたいと考えています。
”ファンタジー料理”と謳っておりますので、多少の創作系スタンスはお許しください。
コスプレのご参加ももちろんOKですので、おもいおもいの衣装に身を包んで頂いてもいいかと思います。
ちなみに「酒場」というタイトルですが、お酒は出ませんのでその点はご了承ください。

皆さまにメッセージ!

食事もイベントの大切な要素でもありますので、まずしっかりとお召し上がり頂き、よき思い出の1ページに刻んで頂きますと幸いです。

クッキーや保存食、自家製のベーコンまで、カフェも見逃せません!

予約不要のカフェでは、1度食べると病み付きになる!?薄焼きクッキーや自家製ベーコンなどが振舞われます。
ふらっと立ち寄れるお手軽さもカフェならでは。
是非味わってみてください!

ペンギーノキッチンだからこそできる、カフェの拘り

自信を持ってオススメできる薄焼きクッキーや自家製ベーコンは、別のところで振舞った際も大人気だったメニューですので、絶対に外すことはできませんでした。
また、当方ではお酒がお出しできないので、それらのメニューの組み合わせには苦心しました。
自家製黒パンと自家製ベーコンを組み合わせてお出しする「冒険者の保存食プレート」はその結晶と言えます。
ファンタジーRPG好きの皆さんも、一度くらいは冒険者の保存食を食べてみたいと思ったことありますよね?(笑)
それと、「テーブルサービス」は、店員自らもゲーム好きで、いろんな会場でゲームをしてきたからこそ思いつくことができた、ペンギーノキッチンの独創性が発揮されたセットサービスだと自負します。
今後、各地のゲームカフェでもこれらのサービスが提供されるようになればいいなと思っています(笑)。

皆さまにメッセージ

実は店主は、20年くらい前の「夏のTRPG祭り」で某社のGMとしてスタッフ参加していたのですが、まさか2度目のスタッフ参加がGMじゃなくてカフェ店主になるとは夢にも思っていませんでした(笑)。
多分お誘いくださった皆さんも、そんな事実は露とも知らずにお声掛けくださったのでしょうが、縁とは実に奇なものです。
ペンギーノキッチンメンバーは飲食業のプロフェッショナルではないので、今回の企画はいわゆる「ユーザー企画」に属すると思います。
これからのTRPGフェスティバルはこういったユーザー企画がもっと栄えてほしいと言う想いを込めて、まずはその先鞭をつけさせていただきました。
どうぞ皆さん、ご来店ください。
その上で来年もまた我々に「流浪する不思議の店」を開店させてください(笑)。
そして、来年からも参加者一同でTRPGフェスティバルを一緒に盛り上げていきましょう!

形態の異なる2つのファンタジー料理も、心から喜んでもらえるよう、工夫を凝らして皆さまをお待ちしています!
是非お立ち寄りくださいね!

ゲームをイメージしたオリジナルカクテルや、ミード(蜂蜜酒)、ビール

酒場に来た冒険者気分になって楽しみましょう!

1日目、2日目の19時からは、ゲームバーグリュッグ様による『冒険者の酒場』が開かれます。
『冒険者の酒場』はなんと、アルコール解禁です。

ゲームをイメージしたオリジナルカクテルや、ミード(蜂蜜酒)、ビールを楽しみましょう!

ボードゲームも持ち込み可能なので、美味しいミードを片手に、ゲームを楽しんでみませんか?

LARP、TRPG、イベント盛りだくさん、続報も注目!

現時点では主催のアークライトのインタビューとファンタジー料理を取り上げましたが、他にも様々な企画に突撃インタビューしてまいりたいと思います!
続報もお楽しみに!!
インタビューにご協力くださいました各団体様におかれましては、お忙しいところお時間を頂き、心より御礼申し上げますと共に、今後益々のご発展、心よりお祈り申し上げます。
また、お付き合いくださいました皆さまにも、ありがとうございました!

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事