来る8月20日(日)に、京都の龍谷大学響都ホールで、ファンタジーボードゲーム ヴェルフェルから生まれたネオクラシック音楽のコンサートが開催されます。
今回は、こちらのフィドルチャットのコンサートを皆さまにご紹介いたします!
ファンタジーボードゲーム ヴェルフェルとは
2015年5月に発足した、デザイナー・漫画家・イラストレーター・ゲームプランナーなどの5人がユニットを組んでいるハーフオペラというチームがあります。
ヴェルフェルは、そのハーフオペラが制作した、ファンタジーボードゲームです。
どんなゲーム?
1人~4人で遊べる、A1サイズの特大マップすごろくです。
彩り豊かなイラストとともに、本格ファンタジーの世界観と物語が楽しめます。
プレイヤーは冒険者となって、ダイスを振り、ゴールを目指すのですが、普通のすごろくとは違い、付属のカードキットを使ってモンスターバトルや宝箱アイテムを揃えるゲーム性にも拘りました。
また、体力の概念も加え、仲間を集めたりなどのRPG要素もある、スリリングな冒険が繰り広げられます!
フィドルチャットとは
ピアノのKeitaさん、ヴァイオリンのYURIさんの2人ユニットです。
ハーフオペラがヴェルフェルを地域の交流会で発表したのをきっかけに、フィドルチャットはヴェルフェルをイメージした曲を作曲・提供しました。
お2人が織りなすのは、ネオクラシック。
クラシックと聞くと、堅苦しいイメージを持たれるかも知れませんが、普段あまり音楽に触れていない方でも気軽に楽しめる、そんな楽曲を披露してくれます。
今回のイベントでは、ヴェルフェルをイメージした楽曲「Alfheim」をメインにしたフィドルチャットのコンサートと、ハーフオペラの世界観が楽しめるのです。
イベント情報
2017年8月20日 日曜日
龍谷大学 響都ホール
当日券あり 1000円
途中入場・退室可能
開場:13時
開演:14時半〜
途中10分の休憩を挟み、前半と後半でそれぞれ30分程の演奏を予定
終了:16時半
会場ロビーでは当日演奏される楽曲のCDや、特大すごろくヴェルフェルの販売の他、ボードゲーム試遊コーナー、イラストレーターによる絵・原画の展示、ゲームを作るまでのネタ帳や試作品展示、以前に行った福島県でのボランティア活動のレポート展示なども行います。
開場から終了まで時間もゆったりとってありますので、フィドルチャットの音楽を楽しみつつ、ハーフオペラの世界にも触れられる貴重な機会となっております。
会場はJR京都駅八条口からすぐ!是非お出かけください!
通販も行っております
ハーフオペラの作品は、メルカリにて通販も行っております。
現在は「ヴェルフェル〜呪われた踊り子と幻の樹」のみの取り扱いですが、来週以降、「トドメハンター」「ノームたちの栗拾い」も販売開始の予定です。
また、「Alfheim」も、8月20日のイベントが終わり次第、販売開始の予定です!
こちらも要チェックですよ!
フィドルチャット&ヴェルフェルこぼれ話
この度、ハーフオペラのメンバー、佐川様とお話ができましたので、皆さまにご紹介しようと思います!
初めまして、ハーフオペラです
何か作家だけでブランド作品を作りたい考え「ハーフオペラ」というチームを作りました。
絵と、物語と、ゲーム性と、物珍しさ。
そして「自分たちで管理できる規模のメディア」の観点から「絵すごろく」を作ることになりました。
皆で話し合いながら、制作に1年くらいを費やし、完成したのがヴェルフェルです。
ハーフオペラの活動
1作目:すごろく「ヴェルフェル〜呪われた踊り子と幻の樹」 1500円
2作目:心理対戦カード「トドメハンター」1200円
3作目:すごろく(若干、子供向け)「ノームたちの栗拾い」 1000円
また、福島県の薄磯に、知人の紹介で知り合った、金沢県のボランティアチームさんと合流してボランティア活動の参加もしました。
各自、腕に技術のあるものがワークショップをひらいて、小学校を1日かりて、現地の方々をもてなすイベントです。
私は絵が描けるので似顔絵を、もう一人がボードゲームスタッフとしてゲームコーナーをひらき、3種類のゲームを子供たちと一緒に遊びました。
即席のプレイコーナーではあったのですが、とても盛り上がりました!
終わったあとは、そのゲームを現地の図書館や小学校などの公共施設に寄付しました。
今後の予定
また、来年2018年7月初旬に開催される、フランスのジャパンエキスポにも出店予定です。
このツアーを、もしかしたら…企画運営するかもしれません!続報をお待ちください!
フィドルチャットとの出会い
その方がKeitaさんです。
お互い歳も近く、作家友達として仲良くしたところ、KeitaさんがYURIさんとフィドルチャットを立ち上げて、イメージ音楽を作ってくださいました。
その楽曲がとても素晴らしかったので、恩返しがしたいと考え、DTPデザイナーでもある私がCDジャケットのデザインや印刷をしました。
そのように、音楽活動の立場と絵描きやデザイナーの立場でお互いに応援し合い、ウィンウィンの仲でありたいと思ったのです。
今回のイベントも、そう言った想いと話の中で生まれたものになります。
ハーフオペラから皆さまにメッセージ
私たちはチームを結成してから日も浅、くボードゲーム制作者としては、まだまだ初心者になります。
ですが、新参者だからこそ発想できる勢いを生かし、絵と音楽とボードゲームのコラボ企画をコンサートホールを貸し切り、思いきって企画を立ち上げました!
もともとは絵が描ける者・文章が書ける者・ゲームプランが作れる者など、バラバラの立場の者同士が協力して出来るブランド作品を作りたいと思い第一弾のファンタジーすごろく「ヴェルフェル」を制作しました。
近年、めっきり見かけなくなってしまった絵すごろくを、大人が本気で復活させてやろう!と…。
誰もが小さい頃ときめいた「付録のワクワク感」を思い出してもらおう!と…。
そして、何より。
ゲーム要素だけでなく絵と物語にも力をいれて、プレイヤーが主人公となり、自分だけの旅をしてゴールまでの物語を紡いでほしい…と。
そんな思いを込めました。
遊んでもらう方々の想像力を掻き立てるお手伝いがしたいと思っています。
その一つの手段として、今回はコンサートイベントに全力を注ぎたいと思っています。
遠方の方も多いかと思いますが、よければ是非お越しください!
おわりに
如何でしょうか?
素敵な出会いと優しい気持ちから生まれた、今回のコンサート企画。
夏休みに、是非お出かけください!
末筆ながら、ハーフオペラの皆さまには、お忙しい中取材を快諾下さり、心より御礼申し上げますと共に、この度のイベントの大成功・今後益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
また、最後までお付き合いくださいました皆さまにも、ありがとうございました!