「リベンジポーカー」とは何か?
それは
王道エンターテイメント様の贈る最新カードゲーム
12月11日に開催される、「ゲームマーケット2016秋」にて先行販売(一般販売は12月17日)される、新作カードゲームです。
同社の看板ゲーム「魔王」の追加パッケージとして開発の進められたこのゲームですが、単体でも「これ、やばくない?!超面白いじゃん!」「独立ゲームとして先に発売させた方がいいかも!?」「ゲームを更に面白くするから、是非ぼくも混ぜてください!」という経緯の元、誰でも楽しめるお手軽カードゲームとして誕生いたしました。
今回、王道エンターテイメント様のご協力によりサンプルをお送り頂いたため、先行販売に役立つ先行販売前情報として発信いたします。
「リベンジポーカー」を開けてみよう
さっそく開封、中身をチェックです。
外見パッケージ
ピョコタン氏の描かれたイラストがパッケージを飾ります。
このおじさんが、このゲームでのキープレイヤーとなる「ボス」の様です。
紙質いいですね、、、。
裏面にはゲームの概要とクレジットが記載されております。
内容物
それでは、中身を確認してみましょう。
- B5サイズ両面の説明書が1部
カラーで説明も解りやすいですね。 - カードが50枚、赤青黄緑紫のカードがそれぞれ、1~4まで揃っています。
割り切れる数字ではないですね、、、数えてみました。- 1 4枚
- 2 3枚
- 3 2枚
- 4 1枚
数字の大きいカードほど少なくなるようです。
、、、、紙質いいですね。 - ボスマーカー1つ
可愛いおっさんのマーカーです。
中身の確認は以上です。
さて、次はルールの確認をしてみましょう。
「リベンジポーカー」はこんなゲーム
まずはどんなゲームなのか、目的と進行を確認してみます。
役を作ろう
場には3枚のカードが並んでいます。
親は手札を消費し、ここに1~2枚のカードを追加します。
4枚で構成される「役」ができれば、得点獲得のチャンスです。
リベンジしよう
子も手札を消費し、カードを追加することができます。
そして、親よりも強い「役」を作ることで、親の得点獲得を阻止できます。
また、リベンジに成功した子には、リベンジに使用したカードにより特典を受けることができます。
優位にゲームを進めるため、積極的なリベンジが要求されます。
リベンジにリベンジを重ねることも?
更に次の子もリベンジを行うことができます。
これでどうなるか?
先ほどの2番目のプレイヤーさんが泣きます。
手札を消費したまま、リベンジ特典も受けることができず、(/・ω・)/ピンチ! と言うわけです。
親に得点を与えてはいけない、されどリベンジを重ねられたら不利になる。しかし、後ろのプレイヤーがリベンジできるカードを持っているとは限らない。
巧みな駆け引きこそが勝利の秘訣となるわけですね。
親が得点を得るか、リベンジが成功するか、一周終わった時点で判定を行います。
ルールに則り、得点配布やカード補充を行った後、親が変更となり2周目へと移行します。
そして、先に10点を取った人の勝利となります。
詳しいルールについては、公式サイトにて
説明書
が無償配布されております。
「リベンジポーカー」で遊んでみた
時は2016年12月9日、金曜日の日暮れと共に静岡の街中に存在する、とある地下室に人影が集まりました。
この「リベンジポーカー」の先行体験のために!!
(毎週金曜夜に定期開催されるボードゲーム会ですのであしからず、詳しくは後述)
ルールを確認しつつ、、、スリーカード?
ルールを確認しつつ、とりあえず回してみます。
「これってスリーカード?」
です、「333」のスリーカード、強いです。
フラッシュを止められるものなどいない!!
「役」の作り方が解ってきたため、皆さん積極的に攻め始めます。
同じ色を4枚揃えるフラッシュはかなりの強力技です。
・・・この人、さっき親の時にもスリーカードでしてましたよね?
リベンジにも慣れてきましたが、、、落とし穴も発見?
右側の彼ですが、この写真の僅か20秒前、手札2枚使用の絶対的自信を持ったフォーカードでリベンジを行いましたが、あえなくフラッシュの海に沈みました。
するとどうなるのか?
見ての通り、手札が無くなります。
次の親が周り、なにもできずに親が流れるその時までパスを続けるだけの人生です。
この人、強いです
コツを掴むと強くなります。
タイミングを見計らい、巧みにリベンジをかまします。
親から1番遠い、最後の手番となる人は、他者からリベンジを被せられる心配の無いため、手札さえあれば安心してリベンジができます。
ただし、リベンジ後のカード枚数に注意です。
次に親が廻ってきたとき1枚も持っていないと悲しくなりますよ?
大勝利!!!
流れを引き寄せた彼女がそのまま独走、見事勝利いたしました。
おめでとうございます。
※プライバシーを考え、怪しい味付け海苔の加工をほどこしてあります。
ルールとプレイのコツを確認しながらの一回戦、当たらしい発見が続き楽しいゲームとなりました。
二戦目に突入、夜も更けていきました
他のゲームなどを挟みつつ、2戦目スタート。
親の「22」に対し、子の「3344」、リベンジ成功かと思いきや、後手の子がまさかの「2234」、フラッシュでリベンジ成功でした。
駆け引きの方法が解ってくるにつれ、ゲームはエキサイトしていきました。
どのカードが捨て札になっていったのかを把握していくことで、山札の中身と他者の手札を予測することができるようになれば、もっと深いゲームができることでしょう。
4枚しかない4がフォーペアで消費されれば、もう山札にも手札にも4はありません。
その他、いろんな推察ができるのです。
謝罪、ルール取り違え
今回のプレイ中、大きなルール取り違えがありました。
得点の管理方法を見落とし、チップにより得点を管理しておりましが、正しくは左記の画像の通りです。
得点になったカードを1枚取り、表向きにして自分の前に置く。
これが得点表示になる。
山札が無くなったら、捨て札をシャッフルして山札に戻ることになりますが、その場合でも得点となったカードは山札には戻りません。山札の構成が変わることで、ゲームの駆け引きにどんな変化が現れるのでしょうか?
再戦が待たれます。
総評
一晩開けた12月10日、前日のプレイを思い返しつつの現時点での総評です。
更にプレイを進めて行くにつれ、評価は変わっていくかもしれません。
「リベンジポーカー」のここが好き
シンプルで解りやすいルール、やってみると解る、意外な駆け引き
ルールはシンプルで覚えやすく、また展開も長考することはほとんど無くスピーディに進んでいきます。
手軽かつ気軽に誰でも遊べるシステムと言っても良いでしょう。
そのシンプルなゲームの中にも、山札や手札の予測を起点とした駆け引きの要素が多く含まれています。
ただリベンジを繰り返せば勝てるというゲームではありません。
もう少しやりこむことで、より深いゲームが見えてくる、そんなゲームでしょう。
「リベンジポーカー」のここが残念
意外と時間が掛かります
このゲーム、得点を得ることができるのは親のみです。
子はリベンジに成功しても得点にはなりません。
誰かの得点となることを妨害することがメインとなるため、どうしてもゲームには時間が掛かります。
説明書には10~20分とありますが、30分以上かかると考えた方が良いでしょう。
これは、ハウスルールにて5点勝利などとすることで対応は可能と思われます。
入らない、、、あと2ミリメートル欲しかった
カードを保護するため、スリーブに入れる人は多いです。
しかし、スリーブを使用すると、カードそのものの厚みが増してしまうため、元々のケースには収納できなくなってしまいます。
このゲーム、ケースに余裕があるため、カードが厚くなっても2列でしまえば大丈夫、、、、、と思いきや、片方がびみょーーーーに幅が足りませんでした。
こちら側にもカードが入る仕様となると、スリーブ使いにも持ち運びが容易となるため、非常に便利になります。
今回の執筆に当たって
王道エンターテイメント様
体験プレイ用のゲームサンプルをお送り頂きました。
ありがとうございます。
面白いゲームは、もっと多くの人へと知れ渡るべきです。
これからも応援しています。
「こども心と出会えるお店」テニーネオ様
ゲーム会の中で体験プレイ卓を立てさせて頂きました。
いつも無茶なお願いばかり、ありがとうございます。