ルターの宗教改革500周年にアナログゲーム募集!?
ルターの宗教改革。世界史でも学んだ人は多く居るでしょう、プロテスタント等今のキリスト宗派の形になるきっかけになった事柄です。
その時期が1517年――そこから500年経った今。ある珍事といっていいのか判別が付かない企画が、昨今色々な題材に使われるようにもなっている――世界ベストセラーとも言える聖書をより強く題材に、ある種コミカルに……アナログゲームに押し込んだ「聖書コレクション」のシリーズを輩出している株式会社キリスト新聞社様から発表されました。
それは普通であれば記念で祝ったり厳かに発表するのでは?と思う所に「宗教改革をモチーフとしたアナログゲームを募集します!」という思わず二度見してしまうような内容でした。
募集団体は何でもOK!優秀作は商品化も
以前より聖書版人狼こと「最後の晩餐~裏切者は誰だ」や聖書と野球を合わせた「バイブルリーグ」など、恐らくその関連の人達が怪訝に見そうな意欲作を世に送り出していた同社。
次の作品を産みだすにあたり、多くのクリエイターから作品を募集する、という事自体は行われても不思議ではないように思えます。
しかしながら、それをルターの宗教改革に合わせて来るという――本当に大丈夫なのか!?感が溢れる企画として出した所に驚きを隠せません。
そして募集する対象はプロ、アマ、個人、団体、サークル、企業を問わずという来るもの拒まずな所にも、思わず目を奪われてしまいます。
例えば――神道や仏教に関連のある人達が宗教改革という題材をモチーフにしたアナログゲームを応募して、それが商品化するという不思議な事態まであるという事です。
宗教の自由で懐が広い日本ならでは――ひいては今までアナログゲーム界で挑戦し続けて来た同社だからこそできる事、なのかもしれません。
……もしかしたらいのちのことば社様が何かしら対抗して企画を出したり応募してくる可能性もあるかもしれませんが。
ゲームマーケット2016秋にて応募・相談受付
このコンテスト企画の締め切りは2017年3月13日必着となっており、ゲームマーケット2016秋ではG36のスペースにて応募受付や企画にあたっての相談を受け付けているとの事です。
ルターの宗教改革という、中々面白そうでもありながら、中々癖のありそうな題材の公募企画。
意欲のある小学生もクリエイターとなることもある昨今。面白い発想が浮かんだ!という方は試しに応募してみては如何でしょうか?
ゲームマーケット2016秋
開催日 :2016年12月11日
会場 :東京ビックサイト(東京国際展示場) 東7,8ホール
入場料 :1000円(カタログマップ 入場チケット付き)
1500円(カタログ 入場チケット付き)
どちらでも入場可能です。
※小学生以下は保護者同伴で入場無料、中学生及び高校生は学生証の提示で入場チケットが無料になります。
主催・運用:株式会社アークライト/ゲームマーケット事務局